○重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
昨年より、マダニが媒介する新しい感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者が、日本国内でも数例報告されているということです。死亡例もあり、また、どこにでもいるような生物が媒介する病気ということで、気になっていました。
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」とは、マダニが媒介するSFTSウイルスに感染することにより、6日から2週間の潜伏期間後、主に発熱や消化器官疾患(下痢や嘔吐、腹痛など)の症状があり、血液中の白血球や血小板が減少して全身状態が悪くなり、死亡することもあるという病気だということです。
マダニ科に属するダニがウイルスを媒介すること(いわゆる家ダニとは異なるらしい。)、人から人に感染することは少ない(インフルエンザのように飛沫で感染する、ということはない。)ことから、感染力はそれほど強くないウイルスなので、マダニに噛まれないように気を付けることが大事であるようです。マダニは、山、草叢、公園などあらゆるところに生息していたり、犬や猫などのペットに寄生することもあるようです。
有効なワクチンや治療法も現在のところはないとのことなので、自分で防御するしかないですかね。
春になって、屋外にでることも多くなりそうですが、気に留めておきたいと思います。
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