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もりぐち便り~守口市駅前のいち司法書士のつぶやき~

○任意後見のご相談がちらほら

  GWが終わって、7月の海の日までの2か月以上も、連休のない日々が続きます・・・気候もだんだんと暑くなりますし雨も多いですし、一年で一番体調的にしんどい時期は実はこの時期じゃないかな?と思っております。

 ネットの記事で、朝に体が重くて起きにくい理由は、脱水症状のせいかも、という記事を読みました。寝ている間にコップ2杯分の水分が失われるため、寝る前にコップ1杯、朝起きてすぐにコップ1杯の水分補給をしましょう、とのことで、こちらは巷間いわれていることですが、この記事の特徴は、その水分補給は「水」でないとだめだということです。

 その理由は、お茶類は体内に入っても電解質が溶けにくいから?とか。この辺りはよくわからないのですが、とにかく、水分をとっていてもそれがお茶類だとあまり効果がなく、そのため軽い脱水症状でしんどくなっているので、寝る前と起床時の水分補給を「水」に替えれば良い、とのことでした。ここ2,3日試しているのですが、効果のほどはまだよくわかりませんので、効果があればまたお伝えしたいと思います。

 

 最近、任意後見のご相談をちらほらお聞きするようになりました。法定後見(成年後見・保佐・補助)制度がかなり浸透してきたように思いますので、任意後見も少しずつ広まってきているのでしょうか。

 任意後見は、法定後見に比べると少し複雑な仕組みになっており、簡単に説明するというのは難しいのですが、任意後見の有利な点を簡単に挙げるとしたら、以下の2点でしょうか。

 1つめは、法定後見と比べて、自身の希望を法定後見よりも高度に織り込むことができる、ということです。契約した直後の生活から死後の葬儀・納骨のことまで、なるべくご本人のご希望に沿うようなスキームを組むのが、任意後見です。その分、費用は法定後見に比べて少し高くなる傾向があり、医療でいうところの自由診療的なものともいえると思います。

 2つめは、法定後見では対応できないことも、任意後見でなら対応できる部分がある、ということです。例えば、法定後見は認知症など判断能力が不十分な状態になった方を支援する制度であり、判断能力が十分にある方のご支援はできません。ですが、判断能力が十分にあったとしても、ケガや病気のために動けないご状態であるなど、支援を必要としている場合もあります。任意後見は、そういった場合もご支援が可能です。また、死後の葬儀・納骨や遺品・遺産整理等についても、任意後見ならご本人のご希望を取り入れることが可能ですが、法定後見ではそうは行きません。

 簡単に任意後見の法定後見に対する有利な点をご説明しましたが、少子高齢化が進み、頼れる親族の数が減ってきている昨今において、任意後見はその一助になり得る制度だと思っています。ご興味のある方、話だけでも聞いてみたいという方がおられましたら、お気軽にご相談くださいね。


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大阪府守口市駅前の司法書士事務所です。守口市・門真市・寝屋川市・枚方市・大阪市旭区・鶴見区等の方々からのご相談を多数受けておりますが、もちろんその他の地域も対応可能です。

 

 

2016-05-12 12:42:38 | RSS