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  事務所通信

  守口司法書士事務所からのお知らせです。

もりぐち便り～守口市駅前のいち司法書士のつぶやき～

○コンビニ住民票

　コンビニでも住民票や印鑑証明書がとれるようになりましたが、先日、登記申請のご依頼の中で、コンビニ住民票に出くわしました。

　さっそく事務所にあった赤外線カメラで原本確認をし、原本であることを確認しましたが、果たしてこれで本当に大丈夫か？と疑問になり、自分のコンビニ住民票を取ってきて、いろいろと試してみました。

　まず、白黒コピー、カラーコピーをしたところ、普通のコピーでは「複写」の文字がくっきりと浮かび上がりました。カラーコピーでは「複写」の文字はうっすらと、です。コンビニに置いてある複合機の機種によっては、原本でさえも「複写」の文字がうっすらと浮かびあがることがあるそうなので、これだけでは原本確認としては足りなさそうです。

　次に、赤外線カメラで確認する方法で、白黒コピー、カラーコピー、原本を確認してみました。赤外線カメラにより偽造防止検出画像から潜像画像が確認できたのは、原本のみでした。この方法は、原本確認には有効のようです。

　最後に、裏面の暗号処理を施したスクランブル画像を『証明書複合画像表示システム』に問い合わせる方法を試してみたところ、コピーも原本も、同じ内容が表示される結果となりました。この方法は、内容が改ざんされているかどうかの確認には適しているものの、原本かどうかの確認には不適のようです。

　コンビニ住民票は、現在のところ、自治体によって対応しているところ、未対応のところがあります。また、コンビニで住民票や印鑑証明書を発行するためには、住基カードが必要です。

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